参考文献
   
タイトル 資料ID 請求記号 配置場所
須磨案内 : 英文挿入 附・舞子・明石 / 柳瀬筆三編. --須磨村(兵庫県) : 蝸牛窟 , 明37.2 30778597 216/Ya 2階資料室
『革令紀行』蜀山人全集 : 新百家説林 / 吉川弘文館編 ; 巻1. -- 吉川弘文館, 1907. 21053139 081/15/1 1階T6
近世書林板元總覧 / 井上隆明著. -- 改訂増補. -- 青裳堂書店, 1998. -- (日本書誌学大系 ; 76). 30353671 023.1/10 3階R4
須磨の近代史 : 明治・大正・昭和史話 / 須磨区役所まちづくり推進課制作. -- 神戸市須磨区役所, 1998.3. 30580435 216.4/Ko 2階資料室
須磨浦古跡記. 30566323 291.64/Su 2階資料室
 須磨の名物に磯馴味噌(そなれみそ)があり、残念ながら『摂陽群談』の巻第十六名物土産の部に載っていないが、大田南畝が『革令紀行』文化元年(1804) の中で東須磨の松風味噌のことを記している。
 観光地図「摂州須磨浦細見圖」は、「摂州須磨浦一ノ谷真景細見」「摂州須磨浦真景細見」などというタイトルで、いろいろな板元から出されているが、オンラインで公開されているものをいくつか見比べても、同板あるいは覆刻を利用していると思われる。
 ただ、いずれも刊行年がわからないので、年代は特定できない。蜀山人・山東京伝のころ以来、商品の広告活動がさかんになったので、味噌屋と地図のコラボがあってもおかしくないだろう。
 産亀堂も「摂州須磨浦一ノ谷真景細見」を蔵板しており、『板元總覧』によると、住所は摂津須磨浦とある。ここは『須磨浦古跡記』も出していて、刊記の住所に須磨浦一の谷角とある。角とはどこだろう。

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