タイトル 資料ID 請求記号 配置場所
芭蕉文集 / 杉浦正一郎, 宮本三郎, 荻野清校注. -- 岩波書店, 1959. -- (日本古典文學大系 ; 46). 20120283 910.8/9/46 3階P5
江戸物価事典 / 小野武雄編著. -- 展望社, 1982. -- (江戸風俗図誌 ; 第6巻). 30092082 332.1/72 3階L25
松尾芭蕉集 / 松尾芭蕉 [著] ; 井本農一, 堀信夫, 村松友次校注・訳. -- 小学館, 1972. -- (日本古典文学全集 / 秋山虔 [ほか] 編 ; 41). 20298012 910.8/8/41 3階P5
播州名所巡覧圖繪 / 秦(村上)石田著. -- 臨川書店, 1995.12. -- (版本地誌大系 ; 8). 30266889 291/52/8 2階資料室
攝津名所圖會 / 秋里籬島著. -- : セット, 第1巻, 第2巻. -- 臨川書店, 1996.6. -- (版本地誌大系 ; 10). 30280908 291/52/10-2 1階A18
近世書林板元總覧 / 井上隆明著. -- 改訂増補. -- 青裳堂書店, 1998. -- (日本書誌学大系 ; 76). 30353671 023.1/10 3階R4
 敦盛塚の様子は『攝津名所圖會』に詳しい。その絵は『播州名所巡覧圖繪』にあり、石積みの様子も確認できる。ただ、『播州名所巡覧圖繪』は享和3年(1803)に作られているので、この絵ほど石がつみあがっているかどうか。寛政8年1796年『攝津名所圖會之八』も、100年後の記録である。
 蕎麦茶店については、『須磨一の谷蕎麦売文句』の出版年は不明だが、升屋九兵衛という名前を板元総覧で見てみると、享保20年(1735)『絵本道知道』売出とある。同一人物なら、その頃の人であろう。
 芭蕉の須磨での行動は、『笈の小文』と『書簡集』そのままである。
 寺子屋が庶民に普及するのは江戸末期で、記録では西須磨地域にできたのは文久年間(1861年〜)だが、商売をするにはお金の計算や読み書きができなかったら不自由だろうと、私塾などで勉強することもあった。庄屋や近所の賢い人が教えることが多かったという。

参考文献
メイキング