タイトル 資料ID 請求記号 配置場所
中世寺院の姿とくらし : 密教・禅僧・湯屋 / 国立歴史民俗博物館編. -- 国立歴史民俗博物館, 2002. 72000816 185.9/Ko 3階U4
中世の民衆像 / 網野善彦著. -- 岩波書店, 2009. -- (網野善彦著作集 / 網野善彦著 ; 第8巻). 30756960 210.08/Am/8 3階N14
中世民衆の生活文化 / 横井清著. -- 東京大学出版会, 1975. 21099151 210.4/70 3階N15
絵巻物による日本常民生活絵引 / 澁澤敬三, 神奈川大学日本常民文化研究所編 ; 第1巻 - 総索引. -- 新版. -- 平凡社, 1984. 3048724
〜9
382.1/Sh/1
〜6
3階M16
寺社と芸能の中世 / 安田次郎著. -- 山川出版社, 2009. -- (日本史リブレット ; 80). 30759459 89.1/271 3階N14
参考文献
 『須磨寺「當山歴代」』の古地図を見ても、須磨寺に門前町があったようには見えない。まだまだこの時代の須磨は寂れた漁村だったと考えられる。地図にいくつか見える小さな家はみたところ茅葺のようで、この時代はまだまだ竪穴住居もふつうであった。
 須磨寺が下僧を雇っていたかどうかはわからないが、農民が厳しい税を逃れるために寄進した寺領があったであろうし、金堂、釈迦堂の他、鐘楼、鎮守などもあったことから、大きな寄進が頻繁にあったと思われる。『當山歴代』では、火事後の1390年以降に寄進の記録が数多く見られる。
 この頃の境内では、芸能や祭りが行われ、人々で賑わう日もあった。田楽・延年・猿楽などの芸能者が寺社に出入りし、一種の劇場でもあった。
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