タイトル 資料ID 請求記号 配置場所
太平記 / 長谷川端校注・訳 ; 3. -- 小学館. -- (新編日本古典文学全集 ; 56). 30307537 918/51/56 3階N2
太平記を読む / 市沢哲編. 吉川弘文館, 2008. -- (歴史と古典). 30733978 913.4/Ic 3階P1
太平記の時代 / 新田一郎著. -- 講談社, 2001. -- (日本の歴史 ; 11). 30703391 210.1/Ni/11 3階N15
日本中世女性史論 / 田端泰子著. オンデマンド版. -- 塙書房, 2002. 30764804 210.4/Ta 3階N15
赤松円心 / 藤本哲著. 講談社, 1975. 21513862 89.1/271 移動書架B12
赤松一族の盛衰 / 播磨学研究所編 熱田公監修. -- 神戸新聞総合出版センター. 10956311 288.3/8 ポーアイ
参考文献
 ここでも『太平記』という文学作品から取り上げる。
 『太平記』は南北朝時代を舞台に、後醍醐天皇の即位から2代将軍足利義詮の死去までの約50年間を描いた全40巻の軍記物語で、成立は室町末期ごろ。南都本、神田本、西源院本などの諸種があるが今回は水府明徳会彰考館蔵天正本を基にした。
 観応の攪乱という足利兄弟の衝突が摂津国であり、戦いで敗れた兄の足利尊氏は、参謀である高師直・高師泰を引きつれ、松岡城に逃げ込んだと『太平記』にあるが、真偽のほどはわかっていない。
 松岡城は大手町の勝福寺の裏手にあったとされ、尊氏の切腹に関する伝承として、勝福寺の墓所の一帯を地元では「ハラキリ堂」と呼んでおり、城の正面は大手町、山腹に大手村字東馬場(現宝田町)の地名が残っている。
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