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磯馴帖 松風篇 : 古典研究資料集 / 磯馴帖刊行会編 伊藤正義監修. -- 和泉書院.. 11001515 918.4/4/1 ポーアイ
古今和歌集評釈 / 窪田空穂著. -- 下巻. -- 4版・新訂版. -- 東京堂出版, 1968.   30307544 911.135/43/3 3階P3
謡曲集 / 小山弘志, 佐藤健一郎校注・訳. -- 1. -- 小学館, 1997.5. -- (新編日本古典文学全集 ; 58).). 30307544 918/51/58 3階N2
撰集抄 / 小島孝之,浅見和彦編. -- 桜楓社, 1985. 30631755 913.37/44 3階P1
参考文献
 伝説上の人物にも登場してもらう。
 松風村雨の悲恋は能を初め、浄瑠璃・読本など多くの芸能・文学に取り上げられているが、室町時代成立の謡曲「松風」が一番古く、それ以前には遡れない。
 天皇の怒りに触れた在原行平が須磨に流され、海人と言葉を交わしたことは、西行に仮託された作者不詳の説話集『撰集抄』の第八「行平中納言の事」にもある。海人との悲恋があったとか、海人ではなく多井畑村の村長の娘だったというのは伝説に過ぎないが、松風町・村雨町・行平町・磯馴町・衣掛町・稲葉町という地名に残された土地の由縁を大切にしたものだ。

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